国際観光都市の箱根におけるインバウンド対応についての研修に参加した。伊豆半島の宿泊業や道路関係の方々に紛れて、ジオガイドの資格で潜り込ませてもらった。ジオガイドおよびジオリアなどがどこまでインバウンド対応するか考えされられる。宿泊業者さんの取り組みや、インバウンド客の動向・性向などを理解できたのは収穫だった。インバウンド客はWiFi環境がとても重要な情報源となることが、今後のカギだろう。
スタートは函嶺洞門近くの旅館から | その旅館は湯ヶ島層群の凝灰岩露頭に面している |
純和風の小さな大衆旅館がインバウンドで成功しているベストプラクティスを披露してもらった。本日のお泊り客の8割がインバウンド | 食堂のみならず、居室・廊下・トイレすべて昔ながらの旅館であり、そこがインバウンドには人気があるらしい。フロントのみならず各部屋で無料WiFi(しかもPW不要)が利用できるのは助かるだろう |
各種のパンフレットもインバウンド対応が完璧。ウェブサイトのスマホ対応も素晴らしい。朝食の食べ方は好評だ | 昼食は雪が残る箱根港。30cmもの積雪が2回も続いたので、融けないらしい |
箱根関所 寒い中、春節前ながら中国人観光客が支えている | また雪が降りだした |
小田急の海賊船乗り場もインバウンド対応中。通訳が必要な時は、スマホのほか訳サイトで双方向にコミュニケーションをとることもあるそうだ | 寄木細工屋さんは、免税店ながら外国語表記は一切ない。免税店マークも控えめに表示して、日本のお土産屋さんそのままでインバウンドにも見てもらいたいとのこと。 |
どの宿泊業者さんも、インバウンド客の比率が高い。ウェブサイトの外部業者(Booking.co, advan?)などを利用して周知しているのがカギのようだ。(手数料は取られるが)