静岡県地学会東部支部主催のジオツアーに参加して、昔の駿河(今の清水町)と伊豆(三島市)の境界を流れる境川の下流から中流を歩きました。あいにくの天気だったが、小雨で済んだので助かった。
境川の最下流にあたる排水機場 ここから狩野川に排水される。標高が一番低い | 境川の蛇行に沿って、遡行する。松本の鍬戸神社は延喜式内社と格式が高い この辺りは狩野川・黄瀬川の砂礫層に相当し、御殿場泥流の石は転がっていない |
同じ境内に高橋神社 | 境川対岸には、見目神社(みるめじんじゃ)が建つ。 |
見目神社には三嶋明神(事代主)の后を祀る | 慈音寺の山門前には、道祖神(単体・浮き彫り・坐像)が笏を持つ |
頼朝が日参したと伝えられる宗徳院の境内には、溶岩樹型の一部が龍に見立てられて飾られる | 右の溶岩の上には、ポットホールの核らしいものが載る |
今川氏ゆかりの深い古刹 藤泉院の梅 | 江戸時代の鐘楼門が残る禅叢寺には、境川にかつてかかっていた明和橋の石碑が建てられている |
禅叢寺境内の六地蔵 | 禅叢寺の裏手に流れる境川 水量が豊か |
丸池 境川の湧水を温めて、下流域の農業用水に利用した。御殿場泥流で運ばれてきた円礫が池中に残る | 下流に較べると水量が少ない境川 |
清住緑地を流れる境川の中流 | 境川で浸食された御殿場泥流の崖 下部層と上部層で二回の土石流があったと考えられるそうだ。上部層には丸礫が挟まる |