牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

ジオツアー三島43

静岡県地学会東部支部主催のジオツアーに参加して、昔の駿河(今の清水町)と伊豆(三島市)の境界を流れる境川下流から中流を歩きました。あいにくの天気だったが、小雨で済んだので助かった。

境川の最下流にあたる排水機場 ここから狩野川に排水される。標高が一番低い境川の蛇行に沿って、遡行する。松本の鍬戸神社は延喜式内社と格式が高い この辺りは狩野川・黄瀬川の砂礫層に相当し、御殿場泥流の石は転がっていない


同じ境内に高橋神社境川対岸には、見目神社(みるめじんじゃ)が建つ。


見目神社には三嶋明神(事代主)の后を祀る慈音寺の山門前には、道祖神(単体・浮き彫り・坐像)が笏を持つ


頼朝が日参したと伝えられる宗徳院の境内には、溶岩樹型の一部が龍に見立てられて飾られる右の溶岩の上には、ポットホールの核らしいものが載る


今川氏ゆかりの深い古刹 藤泉院の梅江戸時代の鐘楼門が残る禅叢寺には、境川にかつてかかっていた明和橋の石碑が建てられている


禅叢寺境内の六地蔵禅叢寺の裏手に流れる境川 水量が豊か


丸池 境川の湧水を温めて、下流域の農業用水に利用した。御殿場泥流で運ばれてきた円礫が池中に残る下流に較べると水量が少ない境川


清住緑地を流れる境川中流境川で浸食された御殿場泥流の崖 下部層と上部層で二回の土石流があったと考えられるそうだ。上部層には丸礫が挟まる



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