大潮の時しか見れない岩地の諸石を見に、午前の短時間に岩地と石部に出かける。どちらも地名に岩石が入っている。往復3時間を費やして2時間の巡検だが、見ごたえがあった。
- 岩地
まずは、諸石神社に参拝 | 拝殿から本殿を見上げる。石垣は長磯石を積み上げた立派なもの |
大潮の時だけ、顔を出す諸石(凝灰角礫岩) | 以前にはふたつあったというが、削られたのか? |
頑丈な長磯石(凝灰角礫岩)は、波除・風よけに使われている | 石倉の土台も長磯石で、石倉は小室石のよう見える |
古老に聞いたら、岩地の入り江の北の断崖が長磯 ここや萩谷崎方面で切り出されたのが長磯石と呼ぶ。ノミの跡があるらしい。 | |
美しい入り江の岩地 | |
日和山遊歩道近くの海岸には、塩類風化で削られた凝灰角礫岩の内部がのぞく | 日和山遊歩道はスズメバチが出るので、途中から立ち入り禁止。途中の海食洞 |
- 石部
石部神社の由来(石火)となる雌雄の大岩(雄石は4m高)があると言うが、近くの古老に聞くが分からない。小さな祠が二つあるが、その中に祀られているのか? | 石部の海岸の北には、海食されて向こうが透ける崖がある |
海岸に降りて、玉ねぎ状風化を探す | 露頭が二つあるが、玉ねぎ状風化そのものは見つからない。これがそれに近いか? |
こちらには偽礫のような塊が含まれる | 奥には、浮島の複合岩脈のような地塊が見られる |
- 番外 船原の稲田
出口から船原峠に向けて運転している時に、左の棚田にヒガンバナと干し馬が見えたので、緊急着陸して撮影 | 林金の道祖神の近くの棚田 |