牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

近隣の撮りこぼし

午後の空いた時間に、近隣市町で撮りこぼしてあるジオポイントを探してみました。

  • 小室の磨崖仏&石切り場

民家の横の細い径を進むとすぐに大きな岩に掘られている磨崖仏か見つかりました。案内によると虚空蔵菩薩らしい


もしやと思い、上を探してみると石切り場がありました。これが三島の石灯籠の火袋に多く使われている小室石(凝灰角礫岩)の石切り場のひとつだろう


磨崖仏の手前には、供養塔がたくさんあるが、これらも小室石のようだ。叩くわけにはいかないが。


  • 金桜神社

西浦に行くときにいつも気になっていた金桜神社に登ってみました。ちょうど八重桜が散り始めた所高台に位置する境内からは、鷲頭山や大久保の鼻が良く見える


石灯籠の竿に中台を支える受け手がついた珍しい形だ裏の農道を辿ってみたが、金桜山への登山道は見つからなかった。中腹に露頭が見えるので、今度登ってみたい



  • 伊豆埠頭の磯場

金桜神社の南にある磯場の露頭は、海底火山の凝灰岩が隆起したものと思われる蜂の巣状に塩類風化されて、更にタフォニに成長しているのだろう。波打ちぎわには塩が結晶化している


オジサンは釣れないので、竿を投げ出して佇んでいる凝灰岩に礫のような石が捕獲されている



  • 多比の岩脈

多比のトンネルわきにある道祖神たち岩脈の写真を見せて聞き回ったが、誰も知らない。津波避難路の上に露頭が見えるので、今度探しに行こう。



移動の途中、獅子浜の八幡神社の裏山が白く見えたので、途中下車してみた神社裏の山は採石場の跡があった。凝灰岩が板状節理になっているようだ


今は採石していないようです

黄瀬川が狩野川に合流する場所の崖に、御殿場泥流の堆積層が露頭するが、草木に覆われて近寄れない。冬に再訪かな橋の下には泥流堆積物がのぞく





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