牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

三島ジオツアー

静岡県地学会東部支部主催の[三島ジオツアー 3]に参加しました。長い曇り空の日々から回復し、一転夏空となった三島の裏道を巡り、多くの石造物を観察できました。

浅間神社からスタート。総勢30名



本覚寺の題目塔(三島溶岩)本覚寺境内に移された七面堂(石灯籠は、長岡凝灰岩・上部層)

三島保健所跡北側の腰壁には、江の浦白色凝灰岩が使われている


伊豆国分寺跡に建てられた本覚寺山門横に移された道祖神(伊豆型のようで、光背が少し残る型)


本覚寺観音堂伊豆国分寺に使われた瓦の欠片(花坂で焼かれた)


七重の塔があったとされる八個の礎石礎石は、御殿場泥流で運ばれた玄武岩



  • 林光寺

若狭武田の五男信景が開山


三十三観音(長岡凝灰岩・上部層)台座に縞模様が見える


参道に置かれるカワゴ平の軽石で作られた石灯籠同じく、カワゴ平の黒曜石(質は低い)



  • 千貫樋

小浜池の湧水を、駿河の国の農業用水に引くために、戦国時代に作られた樋この地が境川の低地になっているので、用水を通すために、橋げたが設けられている(構造は改修されたものであろう)



秋葉神社は火伏として、東海道西見付のこの場所に築かれた秋葉神社の常夜灯は、地震で火袋が壊れたまま(安山岩



慈雲院跡に建つ観音堂廃仏毀釈を免れた言成地蔵


三十三観音(長岡凝灰岩・上部層)十一面観音の種子”キャ”が掘られた石(凝灰角礫岩)


石灯籠(棹は安山岩


三島七小路のひとつ、阿闍梨小路(奥には本覚寺小浜用水の橋には、三島七石のひとつの”市子石”(いちご石と読むが、イタコのことでは、御殿場泥流の残しもの)広小路駅の近いここで解散



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