箱根の紅葉が見ごろとのネット情報に踊らされて、早川・蛇骨川・須雲川沿いのジオポイントの巡検に出かけました。まだ色づき始めというところで、1週間後が見ごろでは?休日には、混むだろうな。
- 堂ヶ島渓谷
芦ノ湖から流れ出る早川が作った急峻な渓谷の谷底に位置する
渓谷の紅葉 | 水面に映る紅葉 |
約400万年前の箱根火山の活動によって噴出した早川凝灰角礫岩 | 箱根火山の基盤となる地層(角礫岩を含む凝灰岩:海底火山) |
夢窓疎石の閑居跡 | 谷底から宮ノ下に登る道の途中で |
- 蛇骨渓谷
約3万7千年前の早川泥流の堆積層を、蛇骨川が侵食した | 太閤秀吉が小田原攻めの際に、ここで入浴したと伝えたれる太閤の岩風呂(屏風のような岩石の裾の平らな部分を削って、湯をためて風呂とした) |
- 千条の滝(ちすじのたき)
約4万年前に神山から崩壊した円礫を含む土石流の堆積層の上から、水が千の糸となって流れ落ちています | 大勢の人が訪れている隙に撮影 |
千条の滝の全景 | 途中から見える浅間山の紅葉 |
- 須雲川の岩脈
須雲川の右岸は外輪山の噴出物が見え、左岸には浅間山などの噴出物が見られる。 | 中流部では、約26万年前の岩脈が見られる。岩脈の幅は平均2.9mで215枚もの岩脈があり、約650mの幅で貫入しているそうだ |
- 飛龍の滝
約12万年前に噴火した安山岩の崖を割って、上段15m(見えていない)と下段25mの2段に分かれて流れ落ちる。 | |