富士山には傘雲も厚かったので、雨天コールドも覚悟で、富士山西麓の湧水のいくつかを久しぶりに訪ねました。猛暑がぶり返した一日でした。富士山の湧水の写真で涼を感じてください。(陣馬の滝と白糸の滝は、HDR処理しています。むしろ暑苦しいかも)
- 陣馬の滝
泉の源という意味の井の頭地区の溶岩流の末端から、冷たいバナジウム水が湧いています。40Lほどいただいてきました | 猛暑でも途絶えることのない清流だが、水量は少ない |
下部には茶色のローム層が | きれいに洗い出されています |
頼朝が狩りの陣を張ったことから陣馬の滝と名付けられた。今の林間学校のようなもの? | 近くに保存されている太鼓石と名付けられた溶岩樹形から現世の林を覗く |
- 大沢崩れ
富士桜公園墓地近くから大沢崩れを望む(霞んでいたので、Topazで大沢を強調) | |
(10年前の元気なころに山梨側のお中道からたどり着いた大沢崩れの右岸) | (別の日に、富士宮口側のお中道から行った左岸。始めてのコンデジの画素数は現在の1/30!) |
- 音止めの滝・白糸の滝
音止めの滝(展望台は修理中)落ち口の下3mが1万3千年前に噴出した白糸溶岩 その下部は古富士火山時代の土石流堆積物の礫層 | 正午前後には、滝に虹がかかります |
白糸の滝の滝壺に続く道は今年中は修理中で、降りれないので、左岸の展望台から | 右岸の展望台跡から |
- からみあう川 芝川と潤井川
狩宿の下馬桜近くで、芝川の深い渓谷と | 広く浅い潤井川(大沢川)が接近して、また離れる |
芝川の渓谷の崖に見られる田貫湖岩屑なだれは、富士山が西側に山体崩壊した角礫岩を含んだ地層 | |
- 富士山本宮浅間大社 湧玉の池
構成遺産といっても普段と変わらず | |
ここにも火山弾が。ここまで飛んできたのか? | なぜか南極の石といっても、ちっとも涼しくない |
湧玉の池の源泉も水量が少ない | 冷たい神田川の清流をものともせず街中の川猿 |
- よしま池
湧き間が富士山と正対する南側にある珍しい湧水の池 | 湧き間 |