町こん伊東のジオツアーで、宝永火口の観察に参加しました。雲海の上は快晴の天気が一日持ってくれました。それほど期待していなかったので、とても嬉しい。
- 水ヶ塚
麓からは雲に見え隠れしていた富士山も、水ヶ塚に着いたら快晴でした | 駐車場からは、宝永山・二ツ塚もバッチリ |
- 五合目〜六合目
降り積もったスコリアが高熱で再び溶けて固結した塊の前で説明を聞く | 約1000年前の、日沢溶岩の割れ目噴火の溶岩流。下層にはクリンカーも混じる |
- 宝永火口
宝永第一火口の内壁の最上部。新富士火山の溶岩の層が見える | 宝永噴火の前から地下に在った岩脈が宝永噴火によって露出した十二薬師(由来は?) フィリピン海プレートの沈み込みの方向に岩脈が走る |
宝永第一火口の赤岩(明るい部分)は、宝永噴火により古富士火山の一部がマグマによって隆起したもの | 第一火口底には噴火の最後に噴出したスコリアが丘を成している。近くには内壁から落下したと思われる巨岩が多数 |
火口底には火山弾も多く見られ、噴火のすさまじさが分かる | パンのように丸い火山弾 |
- 滑落事故
別のグループの一人が登山道から滑落。救命ヘリが到着するも、気流が安定していないようで、旋回を繰り返す | 1時間以上経って、ようやく吊り上げに成功。命に別状は無い模様でよかった |