牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

ジオツアー三島 境川周辺の湧水群と地形

静岡県地学会・東部支部主催のジオツアーに参加して、伊豆国条里を辿り、境川の湧水を巡ってきました。

伊豆国条里

スタートは三石神社。源兵衛川の川床と神社近くに、御殿場泥流の大石が残る。
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源兵衛川をまたぐ石樋は、小浜用水の水路。
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せせらぎを彩るカラー
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伊豆国条里の最北の[二の乗]。西側を遠望。
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[三の乗]を西向きに遠望。広くはないが、東西にまっすぐな道が伸びる。
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[四の乗]の東側
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[五の乗]を西向きに遠望
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[七の乗]を西向きに遠望
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[七の乗]を東向きに遠望
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愛鷹神社

国道をはさんで愛鷹神社が二つある。北の愛鷹神社に立ち寄る。石碑は、三島溶岩を磨いて文字を刻む。
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境内の御殿場泥流の石
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愛鷹神社の基礎には、三島溶岩と長岡凝灰岩上部層が敷き詰められている。
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吽形の狛犬は、子犬を守る。
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神社境内から境川が見える。豊富な水量は、ほとんどが清住緑地の湧水によるもの。
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境川

駿河国側から境川を見る。堰は、下流にあった製紙工場への分流のために使われていた。奥の社叢は愛鷹神社
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丸池の工事は終了。残念ながら、桜は葉桜状態になっていた。
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丸池近くの大きな邸宅の前に据えられた石造物のタイトルは[道祖神の如く]で芸大生の作品らしい。
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清住緑地の桜
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湧水に勢いがない。自噴している湧水だが、構造が人工的で説明がつかない。
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御殿場泥流の露頭。下部層は御殿場泥流の土砂が上流から流れてきて、正級化して堆積した。その上に攪拌されている別の土石流が堆積している。
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広小路近くの民家の石蔵は大井凝灰角礫岩のようだ。
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沼津の道祖神 追加調査

道祖神仲間からの情報に基づいて、沼津と伊豆長岡の追加調査を行った。

井出の民家の石垣角に安置されている石造物。摩滅がひどいのか、刻みが確認できない。道祖神と判断できる材料が無いので、石造物とだけしておく。
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井出の民家の入口にある石造物には[南??神]と刻んだ文字碑が祀られている。[南無地神]とも読めるが、仏のような地神としては、[南無妙法蓮華経地神]があるが、それではない。4文字からすると、[堅牢地神]があるが、それとも違うようだ。いずれにしても、地神のひとつではあろう。
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片浜駅の南のスーパー近くの駐車場の片隅に祭壇を設けて、石造物が祀られている。摩滅したのか刻みは見えない。芝川のオデコ道祖神に似ているが、沼津にはそのような道祖神は無い。
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大平・横代の集会所前の石造物群の中の左端の単体は、未敷蓮華を持っているので、聖観音菩薩像だった。道祖神ではないことを確認した。右隣は、笏持ちの単体道祖神
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大平・鴻鳥の道祖神は、単体・座像・浮彫・宝珠持ちの道祖神であることを確認した。
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伊豆長岡・長瀬の道祖神の左手に、倒れている伊豆型道祖神があった。【伊豆のサイの神・前編】の(156)長瀬の一体に相当する。頭が欠けているが、折れた細い笏を持っている。
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軽井沢上 夜桜

軽井沢上の高台で見つけた枝垂れ桜を星景として撮影してみた。ピンクの枝垂れ桜は見ごろとなったが、雲が切れなかったので、天の川は見えなかった。

月明かりが無いので、ライトで明るさを調整。下部の支柱がちとうるさい。
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ローアングルから星空を大きくした。流れ星がいくつか写っている。
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雲が張り出してきて、終了
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西伊豆の桜追っかけ

写真クラブの久しぶりの撮影会は、那賀川の桜がメインだったが、既に見ごろを過ぎてしまっていた。

舩原コンビニ西の一本桜

見ごろは少し過ぎて、風が吹くたびに花吹雪が舞う。
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丸山スポーツ公園

公園西の水路に、花筏がよどんでいた。
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少し色が変わってしまっている。
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水路上には、御衣黄が数本植わっている。
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大沢温泉

那賀川の桜は上流に行くほど開花が早く、大沢温泉付近の桜は落花がさかん。
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河原で花筏を探すが、小さいモノしか見当たらない。
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川原石にまとわりつく落花
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那賀川

堰の上流の花筏の渦巻き
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三四郎島のトンボロ

干潮に時間帯に立ち寄って、トンボロを撮影
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最福寺

シメは、小下田・最福寺最福寺枝垂れ桜
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やはり1週間以上早く、一斉に見ごろとなった。
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お地蔵さんもほっこり
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ハナダイコンの紫と桜
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花に癒されているお地蔵さんに、こちらも癒される。
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桜前線通過中

例年より暖かい陽気に、桜も1週間ほど前寄せているようだ。予定を繰り上げて、桜前線の最終版モードに切り替えて撮影を進める。

江間いちご狩りセンター北

北江間の江間川の桜。いつの間にか満開見ごろを迎え、散り始めている。日の光が弱いようだ。
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清瀬の森

西伊豆スカイラインのマメザクラのロケハンに立ち寄ったら、清瀬の森のマメザクラは満開・見ごろで、散り始めている。
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これほど満開のマメザクラは久しぶりのような気がする。
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どの桜も一斉に見ごろとなっている。
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金冠山

金冠山の南斜面を霧香峠の高い所から撮影。曇り空で、いい色が出ないが、マメザクラは見ごろだ。
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西伊豆スカイラインのマメザクラ

舩原峠~仁科峠の間、マメザクラが見ごろ。
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仁科峠のマメザクラ。富士山は雲の中。
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霧の中で撮りたいが、チャンスはあるか?
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祝・令和の道祖神 鎮座祭

沼津市道祖神仲間が、新たに道祖神を建立しました。鎮座祭を行うとのことで、末席に参加させてもらいました。静岡県東部・伊豆では、令和初めての道祖神となります。

最高級の本小松石(真鶴半島産)を使用したすべすべの肌を持つ。単体・座像・浮彫で、天神様スタイルで表現されています。台座は、御殿場産の玄武岩(富士山の溶岩流)が使われています。
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鎮座祭は丸子浅間神社権禰宜により、地鎮祭と同様に厳粛に執り行われました。
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施主様は、新田地区におけるコロナなどの疫病退散を願い、地元の守り神として末永く祀られることを希望しています。地域の人たちに、強い思いが伝わることを祈ります。
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神饌を召し上がられた道祖神さま
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牛歩的写真中心網録”