静岡県地学会・東部支部主催のジオツアーに参加して、伊豆国条里を辿り、境川の湧水を巡ってきました。
スタートは三石神社。源兵衛川の川床と神社近くに、
御殿場泥流の大石が残る。
源兵衛川をまたぐ石樋は、小浜用水の水路。
[三の乗]を西向きに遠望。広くはないが、東西にまっすぐな道が伸びる。
[四の乗]の東側
愛鷹神社
国道をはさんで愛鷹神社が二つある。北の愛鷹神社に立ち寄る。石碑は、三島溶岩を磨いて文字を刻む。
愛鷹神社の基礎には、三島溶岩と長岡凝灰岩上部層が敷き詰められている。
神社境内から
境川が見える。豊富な水量は、ほとんどが清住緑地の湧水によるもの。
駿河国側から
境川を見る。堰は、
下流にあった製紙工場への分流のために使われていた。奥の社叢は愛鷹神社
丸池の工事は終了。残念ながら、桜は葉桜状態になっていた。
丸池近くの大きな邸宅の前に据えられた石造物のタイトルは[
道祖神の如く]で芸大生の作品らしい。
清住緑地の桜
湧水に勢いがない。自噴している湧水だが、構造が人工的で説明がつかない。
御殿場泥流の露頭。下部層は
御殿場泥流の土砂が上流から流れてきて、正級化して堆積した。その上に攪拌されている別の土石流が堆積している。